会社の大きな事業変革
その時コーポレートサイトに求められる役割とは？
佐野工務店様は、千葉県習志野市に居を構える代々続く老舗工務店です。
これまで注力してきた公共事業から、一般住宅の建築へ事業をシフトする事から、Webサイトも大きく方向転換。
事業転換のタイミングにWebは必須と考え、弊社が制作を行いました。
設計のポイントPOINT OF PLANNING
設計においては、公共事業から一般住宅事業への拡大という転機において、
- 佐野工務店様が目指す会社の将来
- 一般住宅事業へのウェイトの掛け方
- ターゲットとするユーザの属性と、アプローチ方法
を重点的に検討しました。
コーポレートサイトを表現する際、基本となるのは自社をどの様に表現するかであり、自社を端的に表すのは会社のビジョンです。
事業転換を行う事から、会社のビジョン、即ち目指す方向性も変化するはずですし、会社が目指す将来に対して、現時点で必要となるWebの役割も見えてきます。その点をディスカッションにて入念に確認し、サイトの立ち位置を定義しました。
2．については、サイトに求められる結果を明確にするためのアクションです。
直ぐに結果が求められるのであれば、自社ブランド構築よりも直接的な表現を行ってダイレクトに訴求する方法に重点を置いたり、広告展開も含めた検討が必要です。そうでないにしても、売上げは必ず意識すべきであることから、売上げを挙げる過程として、直接的なのか間接的なのかを判断すべきです。
今回のケースは、短期的な一般住宅事業の目標と会社の将来・コンセプトを考えた場合、ブランド構築からお客様に自社の考え方を理解・共感してもらって、間接的に売上げにつなげるアプローチとなりました。
3．については、佐野工務店様のポリシーと、ターゲットとする30代、40代のこだわりを実現したいと考える夫婦を照らし合わせ、家だけでなく、「暮らし」をプロデュースする事をメディアコンセプトと定義しました。
特長として、建築系サイトでよく見られるイメージ重視の路線を踏襲するものの、そのイメージ一枚一枚にストーリー・コンセプトを持たせるようにしています。
制作のポイントPOINT OF PRODUCE
イメージをお互いに共有しながらの制作であるため、弊社において全てのページにおけるキャッチコピー、及びそれに対する補足テキストを作成し、それを佐野工務店様で追記してサイトを作成しました。
イメージとキャッチコピーの例（クリックで拡大）
建築関係のWebサイトでは、写真イメージを多用するケースが多く、このサイトでもそれに倣っています。
ただし、サイトで用いる画像は単なるイメージではなく、意味を持って、キャッチコピー・テキスト共に、佐野工務店様の「想い」を伝える様にしています。
また、今後事例などが追加されることを想定して、画像追加ができる様、デザイン、構成、構造に余裕を持たせています。
お客様の詳細情報CLIENT INFORMATION
株式会社佐野工務店
創業明治41年。千葉県習志野市を中心に、建築に携わってきました。
本来家造りというのは単なる箱を作るのではなく、暮らしを造ること。
つまり、家造り＝暮らし造りでなくてはなりません。
家族構成やライフスタイルは人それぞれ異なり、また時間と共に移り変わっていきます。私たちは、お客様との会話の中で様々な暮らしの提案をさせていただき、「良い暮らしを末永く大切に」を合言葉に、いつまでも愛される住まいを提供していきたいと思います。
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